NHK韓国ドラマ『奇皇后』最終回



これまで、韓国での本放送(2014.4.29)、再放送の編集版(2015.5.4)、日本の衛星劇場版(※韓国の再放送と同じ)、今回のNHK版と全て観てきましたが、NHK版のエンディング(ドラマ本編後にエンディングテーマが流れるところ)がいちばん良かったです☆☆☆☆☆



52f70e39-s




やっぱりNHK~!!!!!



第1回で『奇皇后』のタイトル、キャストが現れたときにもNHKの編集に感激しましたが、最終回でも私の期待(願い)通り、最高の形になっていました~~~



。゚(゚´Д`゚)゜。



ドラマ自体は放送時間の都合で若干カットされているところがありましたが、全く問題ありません。
そして台詞が分かりやすく、心に響きやすいものになっていましたし、「やっぱりプロのお仕事だ~!」と台詞にも感激でした。



実は、最終回の51回、これまではそれほど好きじゃなかった。
と言いますか、51回はラストスパートのかけ方が半端なくって(笑)、毎度ドラマ展開についていくのがやっとで、好きな場面にはとても思い入れがあるけれど、それ以外の場面については深く考えて見た事がなかったんです。
…こんなに追いかけていたのに(笑)



その‘思い入れのない場面’が、今回、物凄く重要であったことに漸く気付きました。


78a854ee-s


スンニャンとヨム・ビョンスが対峙する場面。


私は本当にヨム・ビョンスが嫌いで(笑)、この場面が嫌で嫌で、いつもいい加減に見ていました(^_^;)


でも、この場面は本当に重要な場面で、この二人の立場、台詞を理解してこそ、この最終回を見た事になる。
(台詞は当ブログの第51回あらすじ(仮)より引用)



お前は皇后になった
私はなれなかっただけだ
お前と私の一体何が違うんだ


お前の罪は何か
本当に分からないのか



私の罪?

運がちっとも無いこと
そしてよりによって
生まれたのが
高麗みたいな粗末な国だった
ことだ




ヨム・ビョンスの答えは、曾てスンニャン自身が、高麗でスンニャン一派(オオカミ派)の統領をしていた時に父キ・ジャオの率いる巡軍万戸府に捉えられ、万戸府長に、「お前の罪は何か」と問われた時に、答えたものと全く同じです。



両親を誤って選んで所有するものがなく卑しく生まれた罪
無力な国の民に生まれて自分を守る罪




皆さん、直ぐに分かったでしょう~

私ったら、ヨム・ビョンスが嫌いなあまりに、一年以上、この場面が理解できていなかった!!!
(>_<)


スンニャンはこのヨム・ビョンスの言葉を聞き、ビョンスの言うとおり、自分と彼は全く変わりのない祖国を失った民であるのだと、この場面で気がつくのです。




スンニャンの涙がやっと解った。

こうしてスンニャンはまた弱い民を守れる強い国を作ろうと誓うのですね。




うう、私は何を見てこれまであらすじ書いていたんだろう~~~(T_T)
台詞自体は全て確認、把握していたけれど、重要なスンニャンの心が今日の今日までしっかり理解できていなかったのでした(T_T)(T_T)


と悔やんでも悔やみきれない?けれど、
本日NHKで改めて最終回を観て、最終回が好きになれました。





さて、ちょっと話が逸れまして、
韓国の本放送で最終回をご覧になられた方、此方のブログで『奇皇后』あらすじ(仮)をご覧になったことがある方はご存じだと思いますが、韓国で放送された『奇皇后』の最終回は、NHK版の最終回とは一部異なります。



場面、台詞にしたら僅かですが、全く違う最終回!

やっぱり韓国ドラマはイリュージョン!!!



と、言う思いはさておき、
韓国の本放送の最終回を見たときには本当に苦しかった。
そして、再放送で新たに編集された最終回を見て、ようやく『奇皇后』を終わらせることができた。


その時の心境、当時、綴ってあったのですが、まだ『奇皇后』を観ていない方、再放送を見ていなかった方が多かったので結局、下書きのまま投稿しなかったようです。


それを本日見つけて読み返しまして、過去の視聴感想も中々興味深かったので、後悔しちゃうことにしました~(笑)


日付はそのままなので、新しい記事として出てきませんから、興味のある方だけここからジャンプしてみてください~♪



『奇皇后』最終回 感想


(記事内のリンク元記事は削除されています。ご了承ください)




私、ブログやってて良かった。
こんな風に過去に戻って、記憶を手繰ることができるのだから。

やっぱり『奇皇后』は私にとって、かけがえのない、ジウォンさんの最高の作品のようです。
皆さんにとっても、『奇皇后』が、スンニャンが、そんな愛おしいものとしていつまでも残りますように。 





ジウォンちゃん、『奇皇后』制作に携わった全ての皆様、お疲れ様でした。



スンニャ~~~~~ン!!!!!

今もこれからも大好きです~~~~~!!!!!