今夜はNHK BSプレミアムで韓国ドラマ『奇皇后』の第29回~~!!


皆さん、ちゃんと付いていってる?


22‐23回の物凄いハイスピード(ご都合主義…)展開でノックアウトされてしまったけど、その後の展開が面白くってまたちゃんと見ているよ~!!


って方も多いかと^^ 

私はそう!!(笑)




でも、22回と23回って、スンニャンの人生を変えたとっても重要な回ですよね。この事件が無かったらきっとスンニャンは全く違う人生を歩んでいたはずだもの。


と、いう訳で、今回は私の大好きな第2幕を存分に楽しんでいくために、22回以降のスンニャンをざっと振り返ります~


(今更でごめんね…m(__)m)



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と、ここで確認ですが、来週(3月1日)の放送はドラマはお休み、ドラマ『奇皇后』の特別番組が放送されます☆^^

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HPでも確認できますが、ドラマはいよいよ後半。スンニャンが奇皇后になる過程が描かれていく~
NHK版でも第2幕って案内がありますが、改めて確認。


第2幕っていつから?


スンニャンが後宮に入るところから。第25回からです(よね?)^^


そう考えると第1幕の最後となる22回~24回ってとっても重要。
特に22回は昨年初めて韓国の放送を見た時には、本当に強引な展開にうんざり(m(__)m)しましたが、最後までドラマを観て、思い返すとやっぱりとても大切な場面が多くて。

そこで、私と同じように22~23回を記憶消去してしまいたい!(^_^;)  と思った皆さん、ちょっと頑張って22回から振り返ってみましょう。今回はスンニャンの感情をしっかり読み解こうと、強引な展開に負けずにスンニャンの気持ちを常に考えながら振り返ります。



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第22回ので最も重要な所は、ノ尚宮と過ごした時間だと思います。

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スンニャンがお腹の子供、ノ尚宮と過ごした日々。
母と死に別れてからずっと、家族と過ごしたことがなかったスンニャンにとって、亡くなった母の代わりとなって自分を慈しんでくれるノ尚宮の存在。これは本当に大きかったと。 


残念ながら、この家族水入らずの描写はドラマでは殆ど描かれていないけれど、当時のスンニャンの穏やかな心を想像すると、この後の惨劇がスンニャンを変えてしまうことも納得できるし、これから復讐に生きるスンニャンを理解することも多少容易になるように思います。


高麗へ戻り、ワン・ユの元で家族と暮らす。


スンニャンの夢はタナシルリの嫉妬から生まれた残忍な仕打ちで一瞬で消える。
母のようなノ尚宮、自分の幸せを願って脱出を手伝ってくれた高麗の仲間を目の前で殺されて、唯一の希望、ピョルまでも失う。

気が触れてしまいそうなスンニャンに正気を与えたのはきっとワン・ユと、復讐心。

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スンニャンは時を待ってタナシルリへ復讐することを誓う。
きっとこの時には先ず一刻も早く高麗へ、ワン・ユの元へ帰ろうとしていたのだと思います。

しかしワン・ユはスンニャンが死んだと知らされ、スンニャンの仇を討つためにヨンチョルの姪を妃にしてしまった。子供を失い、妻を娶ったワン・ユの元へ、スンニャンは帰ることをやめてしまう。



この24回も凄く大切。
24回には幾つもスンニャンの忘れられない姿があるのですが、一番はここ。


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ワン・ユがヨンチョルの姪を娶ると言う話を聞いてしまったスンニャン。


この場面は短いけれど、物影でひっそり涙を流すスンニャンを見て本当に切なかった。
子供と仲間を失い、自分も命を落としそうな危機にあって、満身創痍なスンニャンが気丈に此処までたどり着いたのはワン・ユの元へ帰りたいから。

けれどもスンニャンはワンユの婚姻の話を聞くと、高麗へ戻ることを止めてしまう。


この後、ドラマの展開がとっても早いのですが、スンニャンはワン・ユの結婚を聞いたから高麗へ戻るのを止めたのではないと私は思っています。


スンニャンはワン・ユの子供を失った、ピョルを谷で手放してしまった時から、きっと高麗に帰るのが怖かったんじゃないかなぁと私は思っています。
ワン・ユに会って何と言えばいいのか、スンニャンにはワン・ユに子供を守れなかった申し訳ない気持ちがあったのではないかなと。
スンニャンの母は身を挺してスンニャンを守ってくれたのに、自分は子供も仲間も守れなかった。そんな自責の念が、メバクに捕まり逃れるまでにもずっとあったのだと思います。


ワン・ユの元へ帰りたい気持ちと会うのが怖い気持ち。
相反する気持ちに揺れながらも元を出ることを目指し、ぺガンに救われ、高麗へ帰れることになった。
ワン・ユはきっとヨンチョルの姪を妃として迎えても、スンニャンが戻れば、手を尽くして離縁して、スンニャンを妃にしただろうとこれまでの経緯からも想像できます。スンニャンもきっとそれは分かっていたと思う。


けれどもスンニャンは帰らない、自分の道を歩むことを決意する。


後にスンニャンが自分で言いますが、「高麗へ帰らない」のではなく、「高麗へ帰れない」のだと。自分だけワン・ユの元へ戻り、無念の死を遂げた仲間を忘れて、穏やかに暮らすことは出来ない。
スンニャンは全てを失って、これから得ることができるであろう幸せを捨ててしまった。




スンニャンが捨てたものは自分の幸せだと思います。




スンニャンはたった一人、再び皇居へ戻って復讐することを決意する。



自分に苦しみを与えた者に報復する。


これからのスンニャンは情をも捨て、愛する人を苦しめる残酷な選択も迷いなく行っていきます。



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実はこの記事、1か月前から書いていて、どうにもまとまらないので投稿を諦めていた記事です。でもどうしても上げたかったのは、ファンミ以降‘廃人’となっていた私を呼び戻したのは、第24回のスンニャンだったから。


ドラマ奇皇后で描かれるスンニャンも伝えられる史実同様、決して正義の人物ではないけれど、このスンニャンの強い想いに惹き付けられます。


そして、凄い強引な設定の中でも決して、スンニャンと言う人物を‘見失わせない’で演じきったジウォンさん、やっぱり凄い!!!


(笑)


私、やっぱり女優ハ・ジウォンの演技が好き。
『奇皇后』はジウォンさんの凄さを最初から最後まで存分に感じられるから、面白い。



…あ、脱線してきた(笑)


このまま進むとまた終わらなくなるので、この記事はここでおしまい。
第25回からは大好きな第2幕。こちらも後日振り返らせて頂こうと思います♪



じゃ、今夜は第29回『毒には毒を』。
スンニャンをしっかり応援です~~~!!



『奇皇后』(キファンフ)、ファイティ~~~~~ン!!!!!