(2013.12.3 放送)

ドラマ『奇皇后』第12回 「スンニャン…私を守ってくれ」


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1.
http://reviewstar.hankooki.com/Article/ArticleView.php?WEB_GSNO=10154377

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スンニャンがムスリのキヤンだと知ったタファンはスンニャンを探して走った。そしてスンニャンを見つけると、「お前…ヤン…お前」とスンニャンに問いただそうとしたが、ふとスンニャンがワンユを恋しがる姿を思い出して、続けることが出来なくなった。スンニャンが皇宮は寝室におられますと言うと、タファンは「お前が私にしたように、私もお前を徹底的に無視してやろう」と心の中でスンニャンに向かって言って、スンニャンを一瞥すると部屋を出て行った。スンニャンはその様子にタファンが何か思い当てたことを察した。

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タファンは気を紛らわそうと片箭の練習をしてみたが気乗りしなかった。そんな折に皇太后に呼ばれとパク氏と会食をすることになった。配膳のムスリの中にはスンニャンがいた。もう気にしないと誓ったにも関わらす、タファンはスンニャンの姿を目で追った。そしてスンニャンがいると落ち着かないタファンはムスリ達を全て下がらせた。

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食事を終え、皇太后のもとを辞したタファンは、ムスリ達が回廊にしゃがみ込んでおにぎりを食べている姿を見つけた。

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スンニャンも他のムスリ達と同じようにおにぎりを口に運ぶ姿を見たタファンは、「知ったことか。お前がムスリの身分で 一生腹を空かせていようがいまいが」と努めてスンニャンを無視しようとした。

しかし自室に戻るとタファンは、すぐにゴルタに向かって「ムスリの食事、あれは何だ!おかず一つもなく。 犬の餌だってこれよりましだ」と言って家臣を咎めた。そして、タファンはスンニャンに対する心配から、ムスリ達に食べ物を下賜した。

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タファンはスンニャンが喜んで食べる姿を確認しに出かけたが、スンニャンはいなかった。
スンニャンは食事を辞退したとゴルタから聞いたタファンは、失望を隠すことができなかった。 そしてもう一度膳を用意して、スンニャンを連れて来るようにと命じた。





2.
http://tvdaily.mk.co.kr/read.php3?aid=1386077539614741002

タファンはスンニャン一人のために膳を調えた。
そしてスンニャンに「パク氏のつわりを沈めたと聞いた。その功を褒めるのだから早く食べなさい」と言ってスンニャンに食べ物を薦めた。

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だがスンニャンは食べ物に手をつけず、席を立とうとした。タファンはスンニャンの手首を強く掴んだ。

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手を離して欲しいと言うスンニャンにタファンは「お前はなぜ私を嫌う。 後宮内の女性は皆私に抱かれたい思っているのに」と言った。スンニャンがそれに言い返すと、「一介のムスリごときが私に教えを諭すなど僭越だ」と言ってスンニャンを見、「そしてその目、やはり傲慢だ」と咎めたが、スンニャンが詫びると手を引き、座らせて、「早く食べなさい」と言うと、ゴルタに「この子がみな食べたら居所に送りかえしなさい」と命じて、スンニャンを残して席を立った。

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タファンはスンニャンのもとを離れると、「こうもドキドキするとは。 まさか私はヨンチョル大丞相よりもスンニャンを恐れているのか」と思った。

スンニャンは住まいへ戻る途中で、「私がスンニャンだと気付いたのだ。そうでなければ何故こうなる」と、タファンが自分の正体に気付いてしまったことを察した。





3.
突厥軍はワンユ達を追った。しかし夜明け前に陣営に戻るようにと言うパン・シヌの指示通り、途中で追うのをやめて陣営に引き返した。ワンユ達は突厥軍が戻るのを見て、バートルはパン・シヌを信用し、全てワンユの計画通りに進んでいることを確認した。


タルタルの計略で、突厥軍の陣営に簡単に入ったぺガン達は次々に突厥族を斬った。しかし突厥族が銅鑼や太鼓を叩き現れると馬が突然暴れ出し、ぺガン達は馬から振り落とされてしまった。馬たちは連日の突厥族の来襲で太鼓の音に過敏になっていた。そこにワンユ達を追いかけているはずのバートルが現れ、剣を抜いて向かって来た。ぺガンはバートルを斬ったが、そこへまた新たなバートルが現れた。ぺガン達は突厥族に嵌められたのだった。ぺガン達は突厥軍事に生け捕りされた。

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陣営の外からこの様子を見ていたワンユは、敗戦計(不利な状況時に劣勢を優勢に変える戦略)を進めることを決めた。そして「私がこの手でバートルを捕えた時、この戦争は終わるのだ。私達の戦いがようやく始まった」とワンユは突厥軍討伐を宣言した。





4.
http://osen.mt.co.kr/article/G1109737810

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パク氏はスンニャンの指示のとおり、タナシリの前で腹が痛むような芝居をした。
タナシリはこれを見て喜んで、スンニャンを別に呼んで褒めた。そして「お前がすることがもう一つある。これからお前はが宮中にひそかに噂を流さねばならない。偽装妊娠をしたという噂をだ」とスンニャンに命じた。スンニャンはタナシリの言葉通りにすると言ったが、タナシリがふと、「おかしなことに気がついた。パク氏はナツメの高麗餅ばかり食べて、松の実の付いた高麗餅は決して食べないのだ。今後はナツメの高麗餅のみ作りなさい」と言った。これにスンニャンは動揺したが、「ナツメがつわりにいいそうです」と機転を効かせて危機を兔れた。スンニャンが退室すると、タナシリは隠れていたタンギセに、これでスンニャンを信じることができるのかと聞いた。
スンニャンは指示通り、噂を広めた。

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宮中にうわさが広がるとすぐにタナシリは皇太后にパク氏の再診察を要求した。 これに対し皇太后は「再診察を通じて流言なのが明らかになれば、噂を最初に流した者を捉えて殺します」と言うと、タナシリは「パク氏の偽装がが事実ならばパク氏はもちろん、その背後にいる者まで根絶やしに苛酷な罰を受けるように、私が直接彼女らにこの対価を払わせましょう」と背筋が寒くなる警告をした。

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5.
http://reviewstar.hankooki.com/Article/ArticleView.php?WEB_GSNO=10154401

スンニャンはホンダンにヨナを尾行するように頼んでいた。ホンダンからヨナがタンギセと会っていたことを聞くと、スンニャンはタンギセとヨナが組んでいることを確認するためにヨナを探した。

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そして向かい合って座るとすぐに「何を貰うことにしたの?女官?でなければ尚宮?」と尋ねてヨナの答えを待った。すると「じゃあ貴女は? 貴女は何を貰うことにしたの? まさか皇宮の約束を受けたのではないでしょう?」と、ヨナは気付かぬうちにスンニャンの策に嵌った。 スンニャンは続けて「どうして?貴女は皇宮とは言われなかったの?」と刺激すると、ヨナは「何よ。私も皇宮なるわよ!」と真っ向から言い返した。これを聞いたスンニャンは更に「貴女は手柄があるの?」と尋ねると、ヨナは「莞花の薬剤も入れたし、薬湯も飲ませたわ。貴女一人がしているんじゃない。私も全てやったわ。 警告するわ。このチャンスを独り占めにさせないから」と、自身の蛮行を明らかにした。


タナシリはパク氏が寝込んでいることを聞き付け、スンニャンに再診察をするためにパク氏を呼ぶように指示した。パク氏はタナシリのもとへ出向く途中の回廊で気を失って倒れた。
タファンと皇太后、タナシリはパク氏の到着を待っていた。パク氏が倒れたことを聞いたタナシリはパク氏の再診察を要求したが、タファンは「なんて無情な。貴女には失望した。再診察など絶対無いことだ」と強く言ってタナシリの手を振り払った。

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皇太后とタファンが去ると一人残ったタナシリは尚宮をヨンチョルのもとへ向かわせ、「陛下、これは私ときっぱり手を切りたいと言うことですか。ならば願いを叶えましょう。見ていらっしゃい。私が倒れるか、あの女が倒れるか」と呟き涙をこぼした。

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タファンと皇太后はパク氏を見舞った。そこへ御医がやって来てパク氏の脈を測ると、「おかしい、以前は確かにあったのに、滑脈(妊娠中に生じる脈の現象)が捕えられない」と言った。パク氏の流産は確実になったようだった。御医はこの結果を直ぐにヨンチョルに知らせた。ヨンチョルはこの機会に自分の邪魔をする皇太后を排除しようと考えていた。






6.
http://www.newsen.com/news_view.php?uid=201312040852457410
http://osen.mt.co.kr/article/G1109737956

ワンユは元国の陣営に戻るとタプジャヘにぺガン達が捕えられたことを報告した。そしてまもなく突厥軍が此方にやってくると聞くと、タプジャヘは自分は元軍を率いて後退するからワンユらに陣営地に残るように言った。タプジャヘはワンユらを犠牲にするつもりだったが、ワンユは彼らが撤退する時には自分達も撤退するのだとチェ・ムソンに言って、戦いの終結が近いこと、自分たちが勝利して帰還することを示唆した。


ヨンビスは知略で元国将軍であるぺガンとタルタルを捕えた。パン・シヌはこの勝利を称賛して、祝宴を開こうと言ったが、ヨンビスは敵の中にワンユが残っていることに警戒していた。そこに部下から元軍の撤退が伝えられた。

突厥軍は祝杯を挙げた。ヨンビスは捕えているぺガンに元軍の撤退を伝え、ぺガンの勇敢さを評価していたヨンビスはぺガンに、「パートル将軍に忠誠を誓って傘下に入ってはがどうか」と突厥陣営に入ることを提案した。 だが、ぺガンがこれを断るとすぐに「二回の慈悲はない」と言ってぺガンらの死を予告して去った。



ワンユはバートルを捕える前に一人気持ちを静めていた。

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スンニャン、私たちはもうすぐ会える
これから先、私は二度とお前を一人にはさせない

どうか私を見守っていてくれ
私が持てる力を全て発揮できるように
スンニャン



そこへチェ・ムソンが突厥軍が祝宴を開き、全ての事が整ったことを伝えにやって来た。
ワンユは高麗の兵を集め、この戦いが最後の戦いになることを告げ、自分たちのために戦うことを宣言した。

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ヨンビスは突厥陣営の完ぺきな勝利を成し遂げることを考えてしばらく休息を取った。 しかし、このような突厥陣営にワンユが攻め込んできた。虚を突かれた突厥軍が陥落するのは早かった。

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ワンユはパン・シヌの先導でバートルの兵舎を襲い、彼の首に刀を向けた。パン・シヌの裏切りを知ったヨンビスは「奸臣のような奴」とパク・シヌを非難したが、シヌ​​は奸臣?私は主の命を遂行したまで、即ち忠臣だと会心の笑みを浮かべた。

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これを聞いたヨンビスは、ワンユを見ると「殺せ、早く」と言って屈しない姿勢を見せた。





7.
http://tvdaily.mk.co.kr/read.php3?aid=1386080317614761002
http://www.tvreport.co.kr/?c=news&m=newsview&idx=431555

タファンはパク氏の再診察は決してないとタナシリに言ったが、ヨンチョルの脅迫には勝てなかった。タファンがヨンチョルの再診察の要求をのんだ時、皇太后は髪を解き、着物一枚になって大殿の前に膝をつきタファンに再診察を允許してはいけないと訴えた。

ヨンチョルと皇太后の間に挟まれ身動きの取れなくなったタファンは「お願いです。もうやめてください」と叫んで席を蹴って離れた。


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その時、スンニャンはパク氏に陛下に再診察を允許するように話すことを伝えた。
御医がパク氏の脈から滑脈を捕えることができなかったのはスンニャンの計略の結果だった。スンニャンは御医にパク氏ではない他の人間の脈を測らせていたのだった。
スンニャンは続けて、「私たちが勝ちます。 噂を広げて事が大きくなるほど皇后の罪はより一層重くなるでしょう」と言った。そして、スンニャンはパク氏の無事を知らせるためにタファンを探しに出た。

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タファンは一人になるとスンニャンを思い出し、「死んでしまいたい。スンニャン」、「いっそ大青島で死んでいたら良かったんだ」と言った。そしてふと振り返ると、背後にスンニャンが立っているのを見つけた。


タファンは、「お前が何故此処にいるんだ」と聞いた。スンニャンは「お伝えしたいことがございます」と言ったが、失意に陥るタファンはその言葉を聞くでもなく続けて、「私をあざ笑いに来たのか?お前を裏切って得た地位がこの程度のものだと。このようにみすぼらしく、落ちぶれた地位のために私を裏切ったのかと、そう尋ねたいのか?」と涙声で言った。

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